【 感想文 】
金井 桃枝
舞踊家
(東京都)
肖像今年も「あきた舞踊祭」を間近で拝見し、心から楽しませて頂き、良き一年の締めくくりに成りました。

ジュニア1部の表現力とテクニックの高さに驚くばかりですが、床技が多く身体が心配に成りました。しっかり立って踊るのを見るとほっと致します。

ジュニア2部に成りますと、自作も有ると言う事も含め、作品を自らの身体に染み込ませている作品が多く、心打ちました。点数をつける事が実に難しかったです。あまり全曲通して点数の差が無かったと思います・・・。

それに比べ、シニア部は点数の差の巾(幅)が大きかったと思います。
時間を掛け、試行錯誤しながら創り上げたと感じる作品は、4分間引き込まれて何が起きるかワクワクして・・・ラストに更に頷く事が有ります。やはり、その様な作品が上位を占めます。
その様な中、目を背けたく成る様な衣裳(?)出場者の意向も有るかと思いますが、私は気分の良き物では有りませんでした。

このコンクール唯一の特徴と成っております群舞部門。審査員をする側は、年齢層が広すぎてどの様に判断して良いか悩みますが、この部門は観客の拍手有りで、他のコンクールには無い事です。「エキシビションで又観たいと思う事」が重視されてます。コンクールでは無く「舞踊祭」と称する意味が分かります。 エキシビションで受賞作品が直ぐ披露される事、昨年度のグランプリ受賞作品も観られ、再度の感動。そして今回は、折田克子作品「裸足のカノン」の披露に目が釘付けに成りました。川村泉作品「メリーゴーランド」も実に楽しかったです。
この「あきた舞踊祭」が更に発展し、舞踊を盛り上げて行く事を願っております。関係者の皆様方、本当にありがとうございました。

審査員
金井桃枝

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Update:2025/12/26  

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