【 第43回 あきた舞踊祭 所見 】
横山 真理
舞踊家
(福島県)
肖像本年も緊張の中全力で踊られたダンサーの方々に沢山の拍手を贈りたいと思います。
さて、今回も1つ1つの作品を見させて頂き、私-個人が思った事は、踊り手は勿論一生懸命に指導者に応える様に練習し踊る事はもとより、1番重要でかつ大切である事は1つの作品を創る上で(自作は除く)振付者、指導者の踊り手に対する責任的要素が大きいと言う事です。
最近は年代の割に難しいテーマが多く又、身体が効く方が多いのですが、衣裳も似たのが多いと感じていた所、 振りまでそっくりなのが次から次へと...誰しもが以前賞に入った方のまねをすれは高い点を入れて貰えると考えてしまうのかが疑問に思いました。

私自身も上記を踏まえ、いつもアンテナを張り巡らせ多方面のものを沢山見聞きし、踊り手の個性を尊重しながら他の方々の真似では無く独自の動き等を学び続ける事が必要だと改めて思った本年の舞踊祭でした。

来年2025年の第44回・秋田舞踊祭は12月3週目の土日だそうです、雪の秋田で再度学び多い舞踊祭になる事を願っております。
いつも陰ながら懸命に舞踊祭の為に動いていらっしゃる実行委員長始めスタッフの皆様に感謝しつつ...お疲れ様でした。

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Update:2024/12/28  

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