第４３回　最優秀群舞賞

古山夏帆・大塚駿平

指導者：池田 恵子

（新潟県）

この度は、素晴らしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。主催の皆様、審査員の先生方そして日頃から応援してくださる皆様に深く御礼申し上げます。歴史あるこの秋田全国舞踊祭モダンスコンクールにおいて、最優秀群舞賞という名誉ある賞をいただけたことを大変嬉しく思っております。 　今回創作いたしました作品「綴る」には、つなぎ合わせる、言葉を連ねる、綴じるといった意味があります。言葉にならない想い、伝わらない想いを空間に綴り、時に綴った言葉を見渡し、つなぎ合わせたり、一つにまとめ綴じたりと想いの変化を表しました。ダンスは、人に観ていただいて完成するものだと思っています。自分たちが表現したものが相手にどう伝わるのか、ただ踊りをこなすだけでなく、受け取り手に何を感じてほしいかを考えたうえで創作することで、自分たちが納得のいく作品にすることができるのではないかと感じました。ダンス歴が短く未熟な2人ですが、今回の創作過程において長い時間互いの身体で語り合い、本番直前まで試行錯誤した過程を忘れず、これからもダンス人生を歩んでいきたいと思います。 　最後になりますが、日頃よりご指導していただいております池田恵子先生をはじめ、サポートしてくださった多くの皆様、ともに踊ってくれる仲間たちに心より感謝いたします。今回頂いた賞を胸に刻み、これからも人の心を動かすダンスを届けられるよう精進してまいります。この度は、本当にありがとうございました。

新潟医療福祉大学ダンス部　　　古山夏帆　大塚駿平

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