【あきた全国舞踊祭についての所感】
平多 浩子
 舞踊家
(宮城県)
肖像

 この一年を「あきた全国舞踊祭」で締めてくれます事は、大変に感慨深いものがございます。

 長年伺っておりますが、今回の熱気は、格別で、”新しい風”を実感致しました。事務局サイドのご苦労が報いられたように思いました。

 年々レベルも向上し激戦も余儀なくされ、悲喜こもごもを感じたりもしますが、それがコンクールなのです・・・ね !!

 私の中で混沌とする事が今回はますます募りました。
兎に角情報過多の時代。何もかもが似かよってくることに危機感を感じます。
独創性って何?個性って何?溢れる情報の中にこれらを求めることは難しいのだろうか・・・?私の物差しが狂ったのだろうか・・・?
駆け出しの新人時代のわが身を思い出しながら、採点する身について自問自答致しました。ARTの世界はあくまでも+αを評価すべきであり私の物差しを信じる事 !!が結論でした。しかし、いつの日か、誰もがビックリする様な作品が秋田から生れる事をより一層期待した今回でした。


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Update:2019/1/17  

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