この度は前回に引き続き伝統あるあきたコンクールに関わらせて頂き誠に嬉しく感謝致しております。

シニアの部門には、今活躍中のダンサーの参加が大変多くレベルの高いコンクールでした。

審査をするのも大変な責任と緊張を感じました。

上位にランクした作品は、テクニックもありましたが、やはり作品も独創性がありダンサーも魅せる事を大切にしていたと思います。

ジュニア部門は指導されている先生と生徒の関係性を感じずにはいられません。
互いの相性はもちろん、そのダンサーの為になる作品創り、その作品を踊るダンサーも指導者の要求以上のものを出して自分自身の考えもプラスして踊る。それを感じさせた作品が上位にランクしていたと思います。

群舞部門は、独特な世界観がある作品が評価されたと思います。
もちろん、その作品を踊るダンサーの力も必要で、それらが一致する事で、独特な緊張感が生まれると感じました。

エキシビションもこのコンクールの楽しみの一つで、照明も入り本格的な公演で、踊る方も見る方も贅沢なエキシビションです。

このあきたコンクールから次々と次代を担う舞踊家が羽ばたくことを期待しております。