あきた全国舞踊祭で感じた事
金井 桃枝
(東京都)
肖像

 白熱激戦のシニア部、技術と肢体向上のジュニア2部、指導者の気持ちが伝わるジュニア1部、意表をついた群舞部、と言うのが 今年のあきたコンの感想です。

 シニア部は 本当に入賞いや入選に入っていれば どの人も上位受賞が可能と言う位…ダンサー自身の技術は差が無い状態でした。拝見させて頂く側としては、とても楽しかったです。が、審査と成ると難しい部でした。

そんな技術的には差がない状態で、何が順位を決めてしまうのか、私なりに考えみました…審査員はかなりの至近距離で作品を拝見させて頂きます。そうすると、どの部門も体内から沸き上がる心と体の根っこを見る事が出来ます。その根っこに私は感動を覚えますし、大切なのではないか…と言う答えがかえってきました。

又、年齢に見あった嘘の無い技術と表現力の大切さをひしひしと感じました。小学生なのにシニア部と変わらない作品を踊らさせてはならないと、指導者としての責任を改めて思い知らせれました。


> Press65 へ戻る ▲TOPに戻る
Update:2017/02/16  

© 2015 akicon.net