毎年、参加の皆さんを通して得られる様々な思い・・・。
作品を見せて頂くことにより、この私自身が、多くを学んでいるように思える。
部門ごとに時代を考えさせる傾向や特徴があり、エントリーするまでの過程を考える時、いろいろの事を想像する。
明るく楽しい日々を望むことが多くなっている震災後、矢張り作品を通して世の中の矛盾や、いま子供たちが置かれている状況を無視する事は出来ない。
以前より底抜けに明るいものが少なくなっている事には、実に少しさびしい気がする。
年令にふさわしい感性が貫かれている作品には、心を揺さぶられ、感動する。
社会では様々な問題が生じている今、アートの世界に居るものとして、心惹かれる作品を期待しているし、ある程度の背伸びの中にも追及して欲しい。
今回は、この舞踊際の掲げるフレーズ通りの二日間になった。
藤井信子先生の語った
『雪の秋田の熱い冬』
の言葉をかみしめ 雪の感触を確かめながら帰路に着いた。
この言葉と共に、この行事の発展を願っている。
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